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2004.05.20

金田一春彦

何で、アニメ・コミックで「金田一春彦」だ?の質問はほっておく。

今年は、個人的に影響を受けた人の死が続く。
まぁ、ヲタとしては横山光輝の死は当然驚愕であり、
日本沈没マニアとしたら、竹内均の死はショックである。
それにこの度の金田一春彦は、藤子ファンとしたら大ショックである。

小学館のコロタン文庫の1冊に「藤子不二雄まんが全百科」がある。
発行は昭和56年(当時10歳)。もちろん当時買いというか買ってもらって、未だに現役。
その当時はFFランドも無かった時代だから、ここに載っている作品リストやカットを眺めて、「どんなマンガやろか?」なんて妄想してたし、そこそこ大きくなって、色々読めるようになったら、作品リストに既読は「○」なんか書いたりして自己満足にふけっていたりした。
で、その全百科の冒頭に金田一先生の推薦文が載っていた。
「やさしい愛情をたたえる
 近頃は、東大生の愛読書にも漫画本が登場しており、漫画本は日本人の生活の一部になってしまった観がある。しかし、世上に数多く氾濫しているものは、怪奇・エロティシズムの強い刺激をねらったものが多く、私などには手に取って見る気がしない。その中で、オバQとドラえもんは、子供の夢を追い、無邪気な笑いをねらいながらも、底辺に流れている、平和と正義を愛する暖かい人の気持ちが感じられて、何とも快い。人は、のび太を何と取得もない少年と見るかもしれないが、あの動物に対する濃やかな愛情、例えば恐龍を育てた熱情を見られよ。今の子供たちに好ましい影響を与えている数少ない漫画作家、藤子不二雄氏に大きな拍手を送りたい。」
有名人が藤子作品を称えるのを初めて読んだ体験だった。
以来、テレビや著作を見聞きするたび、この人は藤子ファンやでと威張ったもんだ。
そして、月日は過ぎ、数少ない漫画作家も一人になってしまい、それを褒め称える先生も逝ってしまい、ヘンコなオタクが一人残ってしまった。はぁ。

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